インバウンド考察

【世界を知ろう!台湾編1】あなたも栗VIP!冬の栗山ゴールデンルート

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外国人モニターツアーにも参加してくれたジェームスさんとジェニーさんが再び日光&栗山へ!たくさんの気づきがあった1泊2日の旅、その内容をお伝えします。

1.台湾基本情報

「1番行きたい海外は日本!」という台湾人。親日国としても有名ですよね。

(1)人口

約2,400万人

日本と比べると少なく感じますが、人口密度で考えると日本の2倍くらい。

(2)言語

中国語(北京語が公用語)、台湾語

文字は漢字に似ている繁体字(はんたいじ)を使用しています。

(3)訪日外客数

4,564,053人(訪日外国人消費動向調査2017より)

人数としては中国、韓国に続き3番目に日本への旅行者が多いのが台湾。日本での旅行消費額(旅行中に使うお金、宿泊や飲食、交通や買い物など)については韓国を抜いて世界で2番目に高いです。リピート率もとても高く、初めて日本に来る人よりも何回も日本に遊びに来ている人の方が多いです。

2.“かまくらって何?”素朴な疑問

まずは、今年も開催された湯西川かまくら祭り。大小たくさんのかまくら&ライトアップが魅力のイベントです。メイン会場の平家の里を周っていると、質問が。

「かまくらって何ですか?」

えっ!?かまくらを知らずによくこのイベントに来ましたね(汗)

“かまくら”と聞いて最初に浮かんだのは、神奈川県の鎌倉市だったんだとか。雪で作るかまくらは英語でigloo(イグルー:エスキモーが作る雪の家)もしくはsnow hut(スノーハット:雪の小屋)と言うことを伝えたら理解してくれました。

地域特有のものやイベントなど外国人にわかりづらいものは、あらかじめ外国語でどう言うのか調べておいた方がいいですね。(栗山郷の場合だと、名物のサンショウウオはsalamander:“サラマンダー”といいます。かっこいいー!)

3.平家の里の民芸品は台湾でも使われている!?

「これなんだかわかりますか?」と聞かれ“???”な私。ジェームスさんが子供の頃、台湾の市場で秤(はかり)として使われていたのをよく見ていたんだとか。日本人の私よりも詳しいのは実物を母国で何度も見ているからなんですね。

4.いろり料理でおもてなし

この日の宿は野門の福冨士さん。外国人でも日本人でも変わらないおもてなしの心で出迎えてくれます。サンショウウオはモニターツアーの時に食べていましたが、いろり料理は今回が初めて。とても楽しんでくれました。

5.本場カナダもビックリ!メープル樹液採取体験

翌日は栗山ツアーのメープル樹液採取体験&かんじき自然観察に参加。かんじき履くのもメープル採取も初めての体験!

「アメリカに何年も住んでいたけどこんな体験聞いたこともない!」

メープルと言えば、アメリカのおとなりカナダ。それにも関わらず日本でメープルをたっぷり満喫!もちろん土呂部の雪や自然も目一杯楽しみました。

6.まとめ

雪が好きなのことはもちろんですが、民芸品での共通点、栗山ならではの食べ物&おもてなし、本場カナダでもないココだけの体験、多くの“栗山らしい”が組み合わさった旅でした。

雪や四季、自然など、もともとあるものに加え、体験や人との交流をミックスさせることで、栗山じゃないと味わうことができない旅、栗山だからこそ楽しめる体験を作ることができます。

日本人でさえ、関東最後の秘境と呼ぶ栗山郷。外国人が来たらもっと楽しめること間違いなし!

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