ダム

【元祖黒部ダムツアーレポート】長い歴史に隠されたダムの秘密に迫る!

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台風による通行止めにより短い期間でしたが、開催することができました。参加していただいたみなさんありがとうございました。

100年以上の歴史を持つ日光市の黒部ダム。黒部ダムと言えば富山?いや、鬼怒川源流の黒部ダムが熱いんです。

1.ダムの周りをグルッと一周、発電用の水はどこからどこへ?

発電専用のコンクリートダムとしては一番古いと言われている黒部ダム。発電用に汲み上げられた水は、川俣ダム→土呂部ダム→黒部ダム→逆川ダム→西古屋ダムと様々なダムを通って鬼怒川へと戻っていきます。(もちろん間に発電所も通ります。)
実際の河川の流れを見ながら発電の仕組みを学べます。


ツアールートには発電所や変電所、導水管もあるのでイメージしやすかったのではないでしょうか。

2.今とは違う?今では見られない昔の黒部ダムとの比較

黒部ダムはローラーゲート(水を放流する時に開け閉めするゲート)が今は8門ですが、建設当初は22門ありました。今の8門の幅と変わらずに22門あったなんて!?管理が大変なのと老朽化のため1987年に改修工事が行なわれました。


栗山の黒部地区の自治会長(区長)が当時の貴重な写真を持っていたので拝借させていただきました。写真を撮った位置と同じ場所での比較は、様々な違いがわかり何度もダムと写真を見比べている参加者も。

3.もちろんダムの基本的な知識もゲット!

日光市でダムのことと言えば石川先生に聞くのが一番!ダムの柱はなぜ石造りなの?提体が石造りなのでゲートの柱も表面を石にしたんだとか。


実際にダムを目の前にして聞く解説はとてもわかりやすく、ダム見学が初めての人にもオススメです。石川先生は年間2000枚以上の写真を撮る写真家としても有名で、栗山地域内を中心に写真展も開催しています。
石川充汰 公式HP(SHUTA ISHIKAWA)

4.意外と知られていない点灯記念碑と慰霊碑

黒部ダムができたことにより黒部地区に電気が通りました。そのことを記念して点灯記念碑が建てられたのですが、黒部集落の中にあり、知らない方も多いんだとか…

また慰霊碑も通常ダムの近くにあるのですが、黒部ダムの場合は、ダムから離れた場所にあるので、初めて知った方も多かったです。

 

5.新撮影スポットも発見!

 

黒部ダムの下流側には改修されるまで使われていたゲートの巻き上げ機が展示されています。ここに顔を入れて記念撮影をするのが黒部ダムのツウな楽しみ方になっています。黒部ダムを訪れた時にはぜひここで写真を!

次回の開催は未定ですが、普段入れない場所、ツアーならでは、などのお楽しみ要素を増やしていく予定です。今後の参加もお待ちしております。

お知らせ


栗山ふるさと物産センターで配られている黒部ダムカード、栗山ダムカード、土呂部ダムカード(アクアエナジーカード)は12月1日~4月19日までの間、高野商店での配布となります。


栗山ふるさと物産センターよりもさらに黒部ダムに近い場所にあります。食料品や日用品なども販売しております。ダムカードだけでなく、ちょっとした買い物にもぜひご利用下さい。

 

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