<湯西川温泉 『おやど湯の季』 女将>
湯西川出身。宇都宮の高校を卒業後、20歳でご結婚をされ、『おやど湯の季(旧 湯西川館別館)』の女将になられた。
女将になったきっかけとは
ー湯西川温泉とは?
壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉です。温泉地名の由来ともなった湯西川(一級河川利根川水系)の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並びます。
おやど湯の季の露天風呂をはじめとする5つのお風呂はすべて天然温泉100%のかけ流し。旧 湯西川館 別館は、 リニューアル後、宿名を『おやど湯の季』としてお客さまをお出迎えしています。
「時代の流れとともに、団体のお客さまから個人の若いお客さまにも多くお泊りにきていただくようになりました。そろそろお部屋をリフォームして、より多くのお客さまが泊まりやすくなるようにしようということで営業をしながら少しずつお部屋の改装をすすめました。
そしてリフォームが終わるころに、宿名も変えようかという話になりました。もともとリフォームをおこなう数年前から宿名を変更しようという話にはなっていたんですがなかなか決まらず、このリニューアルをきっかけにお宿自慢の温泉の ”湯” を名前に入れて、四季折々のお料理という意味で季節の ”季”あとはみんなで相談していくうちにふたつを合わせて、『湯の季(ゆのとき)』となりました。
それまではなかなか決まらなかったのに、リフォームを終えた途端に、ぱっと決まってしまいました。」
女将としてのこだわり
「なるべくいつも 自然体を心掛けています。いままでのお馴染みさんが、「 ここの女将はいいねぇ!」とおっしゃるので「なんでですか?」と尋ねると、「 いっしょになってほんとに自然に笑っているから」と言っていただいたことがあります。そのお客さまはほかの観光地で旅館に泊まった時たまたまそこの女将さんがくちは笑っているのに 目が笑っていなかったんだとお話してくださり、自然体でお客さまと接している姿をそんな風に感じていただけて嬉しくおもいます。」
今後の目標とは
「目標というか、すごく個人的なことなんですが・・・専務がまだ独身なんです。 専務のお嫁さんがほしいですねぇ。(笑)お泊りに来たお客さまにも言っているんですけどね。 」
そう笑顔でおっしゃっていただきました。明るくチャーミングな美幸女将のお話がたくさん聞けてよかったです。
▼ 客室や温泉など
詳しいご案内は以下公式ホームページをご参照ください。
〒321-2601
栃木県日光市湯西川783
日光国立公園・湯西川温泉
源泉掛け流しの宿 おやど 湯の季
取材を終えて・・・
お宿をリニューアルされた頃のお話を交え、お伺いすると女将の細やかな気遣いに驚きました。内風呂の着衣場は天井に窓を付けたことで自然の光をいっぱいに浴びることができ、客室の障子も収納することで、お部屋をさらに広く感じられます。
女性のお客さまには嬉しい選べる浴衣や、全7色あるフェイスタオルは宿泊するたびに違う色を楽しめるところも魅力だと思いました。
カップルでゆっくり過ごされたい方や、ご友人同士でのんびり楽しみたい方などにとってもおすすめなお宿です。